トランプ大統領がイラン核合意確保のため中東外交に機会を与えたことを受け、米株式指数はまちまちの動き、原油価格は上昇
原油先物価格が上昇する中、中東諸国の首脳がトランプ大統領に対し、火曜日に予定されていたイランへの「大規模」攻撃を控えるよう求めたとの報道を受け、米国株式市場の主要指数はまちまちの動きとなった。 ナスダック総合指数は0.7%安の26,047.9、S&P500種指数は0.2%安の7,394.8となった。ダウ工業株30種平均は0.2%高の49,633.8だった。 トランプ大統領は月曜日、カタール、サウジアラビア、アラブ首長国連邦の首脳からの要請を受け、火曜日に予定していたイラン攻撃計画を「延期する」と述べた。CNNが月曜日に報じたところによると、トランプ大統領は、イラン戦争終結に向けた交渉が「より真剣なもの」になりつつあると述べた。 トランプ大統領は、合意に至らなかった場合、「いつでもイランへの全面的かつ大規模な攻撃に着手できるよう準備しておく」よう指導部に対し指示したと、自身のソーシャルメディア「Truth Social」への投稿で付け加えた。イランが新たな提案を行ったとの報道がある中、ホワイトハウスは、この提案は前回の提案と比べて実質的な改善が見られず、戦争終結に向けた合意には不十分であると判断したと、米政府高官とこの問題について説明を受けた情報筋がアクシオスに語った。 しかし、イランの高官筋はロイター通信に対し、米国はイランが海外の銀行に預けている凍結資金(総額数百億ドル)の4分の1を解放することに同意したと述べた。このイラン高官筋はまた、米国は国際原子力機関(IAEA)の監視下でイランが一部の平和的な核活動を継続することを認めるなど、より柔軟な姿勢を示しているとロイター通信に語った。 WTI原油先物価格は1.2%上昇し1バレル106.64ドル、ブレント原油先物価格は0.7%上昇し1バレル109.99ドルとなった。