最新情報:米国とイランの貿易摩擦を受け、原油価格が上昇する中、金価格は2週間ぶりの高値から下落
(価格更新) 金価格は月曜午後、米国とイランの新たな攻撃を受けて原油価格が上昇し、インフレ懸念が再燃したことを受け、ドル高が進んだため、2週間ぶりの高値から下落した。 7月限の金先物価格は、金曜に5月14日以来の高値をつけた後、81.70ドル安の1オンスあたり4,511.30ドルで取引されている。 この下落は、米国が週末にイランの軍事施設を攻撃したこと、そしてガーディアン紙が月曜にイランがクウェートの米軍基地を攻撃したと報じたこと、さらにイランがイスラエルがレバノンとの戦争を終結するまで交渉を中断すると表明したことを受けてのものだ。これらの動きは、原油価格を6週間ぶりの安値から押し上げた。 2月28日に米国とイスラエルがイランへの攻撃を開始し、イランがホルムズ海峡を封鎖したことで始まったこの戦争の終結の見通しは、敵対行為によって暗転している。ホルムズ海峡は、ペルシャ湾岸諸国が供給する1日の石油需要の20%が通過する要衝である。戦争開始以来の原油価格の上昇はインフレを加速させ、中央銀行が物価上昇を抑制するために利上げを迫られるとの懸念からドル高を招いている。 「原油価格の回復と米イラン和平交渉の進展の鈍化を受け、先週の重要な支持線からの反発後、金価格は下落している。この価格変動は、ドルと債券利回りを押し上げる傾向のある高エネルギー価格のインフレ影響と、脱ドル化、財政債務への懸念、中央銀行の継続的な需要といった長期的な強気要因とのバランスを取ろうとする市場の苦闘を浮き彫りにしている」とサクソバンクは述べている。 ドルは序盤に上昇し、ICEドル指数は0.26ポイント上昇して99.17となった。米国債利回りも上昇し、2年物国債利回りは4.055%で4.5ベーシスポイント上昇、10年物国債利回りは2.8ポイント上昇して4.471%となった。