原油価格と金利の低下が欧州株式市場で新たな最高値更新の引き金に
火曜正午、欧州株式市場は小幅高で推移し、史上最高値を更新した。トレーダーらは原油価格と金利の緩和を織り込み、テヘランとワシントンからのペルシャ湾岸諸国に関する声明を注視した。 欧州市場では銀行株と石油株が上昇を牽引した一方、ハイテク株、食品株、不動産株は下落した。 指標となるドイツ10年債利回りは低下し、2.93%付近となった。 北海ブレント原油先物(期近)は2.6%下落し、1バレル80.99ドル付近となった。 投資家はまた、北京から発表された一連の軟調な経済指標を受けて、ウォール街の先物市場の低調な動きと、アジア市場の前夜の不均衡な上昇にも注目した。 経済ニュースでは、欧州経済研究所(ZEW)の発表によると、ドイツの景況感指数は6月にプラス10.5に上昇し、5月のマイナス10.2から改善した。 ZEWによると、ペルシャ湾での戦闘終結への期待が投資家心理を押し上げた。 欧州主要株価指数であるStoxx Europe 600指数は、取引時間中盤で0.4%上昇し、史上最高値を更新した。 Stoxx Europe 600テクノロジー指数は0.3%下落、Stoxx 600銀行指数は1.5%上昇した。 Stoxx Europe 600石油・ガス指数は0.4%上昇したが、Stoxx 600食品・飲料指数は0.5%下落した。 欧州REIT指数であるREITEは0.4%下落した。 各国の主要株価指数では、ドイツのDAX指数が0.5%上昇、ロンドンのFTSE 100指数も0.5%上昇した。パリのCAC 40指数は0.7%上昇、スペインのIBEX 35指数は0.3%上昇した。ユーロ・ストックス50指数の変動性指数は1.6%低下し、16.29となった。これは、今後30日間の欧州株式市場の変動性が平均を下回ることを示唆しており、好材料である。20を上回る数値は市場の変動が激しくなることを、20を下回る数値は市場の安定を示唆する。