ペルシャ湾岸地域の見通しが欧州株式市場を新たな最高値へと押し上げる
イランと米国が、進行中の和平交渉の一環として、ホルムズ海峡を今週中に再開すると発表したことを受け、欧州株式市場は月曜正午時点で過去最高値を更新した。 欧州株式市場の主要指数であるストックス欧州600指数は、取引時間中盤に0.7%上昇し、過去最高値を更新した。 欧州各地の取引では、銀行株とハイテク株が上昇する一方、石油株は下落した。 北海ブレント原油先物(期近物)は、正午時点で5%下落し、1バレル83.01ドルとなった。 投資家は、ウォール街の先物取引が上昇していること、そして東京の日経平均株価が5%急騰するなど、アジア市場で前日比で大幅に上昇して取引を終えたことにも注目した。 経済ニュースでは、ユーロスタットが発表した4月のユーロ圏および欧州連合(EU)の季節調整済み鉱工業生産は、3月比0.1%増加した。ユーロ圏の鉱工業生産は前年比0.3%増、EU全体では0.9%増となった。 Stoxx Europe 600テクノロジー指数は1.2%上昇、Stoxx 600銀行指数は1.5%上昇した。 Stoxx Europe 600石油・ガス指数は3%下落、Stoxx 600欧州食品・飲料指数は0.2%下落した。 欧州REIT指数であるREITEは0.2%上昇した。 各国の主要株価指数では、ドイツのDAX指数が1.2%上昇、ロンドンのFTSE 100指数は0.1%上昇した。パリのCAC 40指数は1.2%上昇、スペインのIBEX 35指数は1.5%上昇した。 ドイツの10年物国債利回りは低下し、2.95%近辺となった。ユーロ・ストックス50指数の変動率指数は7.6%低下し、17.29となった。これは、今後30日間の欧州株式市場の変動率が平均を下回ることを示唆しており、好材料となる。20を上回る数値は市場の変動が激しくなることを、20を下回る数値は市場の安定を示唆する。