日本銀行副総裁、インフレ率が2%に近づく中、さらなる利上げを示唆
日本銀行の氷野良三副総裁は、基調インフレ率が目標の2%に近づいていることから、中央銀行は利上げを継続し、金融緩和策を調整すべきだと述べた。 氷野副総裁は木曜日の講演で、今後の利上げ調整の時期とペースは、経済活動、物価、金融情勢の動向に基づいて判断すべきだと述べ、中東情勢、世界的なAI関連需要の高まり、為替変動といったリスク要因も考慮に入れるべきだと付け加えた。 氷野副総裁は、政府の施策、緩和的な金融環境、そして世界的なAI需要の高まりに支えられ、日本経済は緩やかな成長を続けると予想されるが、そのペースは鈍化すると見込まれると述べた。 氷野副総裁は、一時的な下押し圧力が弱まるにつれ、2026年度下半期には消費者物価指数(CPI)上昇率が2%を超えるとの見通しを示した。 半導体価格の上昇と最近の円安も、物価上昇圧力を強める要因となるだろう。 日本銀行は6月に政策金利を31年ぶりの高水準となる1%に引き上げたが、氷野総裁は実質金利が依然としてマイナスであり、銀行融資の伸びが加速していることから、金融環境は依然として緩和的であると述べた。