テクノロジー株の反発がアジア株式市場の記録的な上昇を牽引
アジア株式市場は金曜日、前夜の米国ハイテク株の急騰を受け、さらに木曜遅くに半導体製造装置大手東京エレクトロンが好決算を発表したことで、大きく上昇した。 ソウルの半導体関連銘柄比率の高いKOSPI指数は17.9%上昇し、1日当たりの上昇率で過去最高を記録した。台湾のTWSE指数は8%上昇、日本の日経平均株価は4%上昇した。香港と上海も上昇して取引を終えた。 日本の日経平均株価は2,494.59円高の64,362.02円で引けたが、値下がり銘柄数が129銘柄に対し値上がり銘柄数は95銘柄と、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を上回った。上昇はハイテクセクターにやや限定された形となった。 上昇を牽引したのは半導体部品メーカーのイビデンで、22%上昇した。一方、野村総合研究所は決算発表後、16%下落した。 経済ニュースでは、東京都の消費者物価指数(コア)は前年同月比1.9%上昇したと統計局が発表した。 経済産業省によると、6月の鉱工業生産は前月比1.3%増加、小売売上高は前年同月比0.5%増加した。 香港では、ハンセン指数は安値で寄り付いたものの、ハイテク株の上昇が不動産株の下落によって相殺され、0.1%高で取引を終えた。 ハンセン指数は25.55ポイント上昇し、25,884.43となった。値下がり銘柄数は61銘柄に対し、値上がり銘柄数は31銘柄だった。ハンセン・テック指数は0.5%上昇したが、中国本土不動産指数は1.3%下落した。 上昇を牽引したのは老普金で10.1%上昇した一方、スマートフォンメーカーのシャオミは7.3%下落した。 中国本土では、上海総合指数が0.7%上昇し、3,832.26で取引を終えた。 経済ニュースでは、中国国家統計局の発表によると、7月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.2となり、6月の50.3から低下し、景気拡大と縮小の分岐点となる50を下回った。 その他の地域市場では、オーストラリアのASX200指数が0.1%上昇、シンガポールのストレーツ・タイムズ指数が0.8%下落、タイのSET指数が1.6%上昇した。ムンバイの終盤取引では、センセックス指数が0.1%上昇した。 MSCIオールカントリー・アジア太平洋指数は、この日4.8%上昇した。