日本の製造業は増加、サービス業は減速:4月のPMI報告
S&Pグローバルは木曜日、ペルシャ湾岸戦争以降の日本経済の動向をいち早く示す指標として、日本の民間部門が4月に製造業主導で拡大を維持したと発表した。 S&Pグローバルが毎月発表する調査によると、日本の製造業とサービス業を合わせた生産指標である速報値総合購買担当者景気指数(PMI)は4月に52.4となり、3月の53.0から低下したものの、景気拡大と縮小の分岐点となる50を依然として上回った。 S&Pグローバルは、日本の製造業PMI速報値は4月に54.9となり、3月の51.6から上昇した一方、サービス業PMIは4月に51.2となり、前月の53.4から低下したと付け加えた。 S&Pグローバルは、「日本のサービス業は第2四半期初めに活動と売上高の伸びが鈍化した一方、製造業は新規受注の堅調な増加を背景に、12年以上ぶりの大幅な生産増加を示した」と述べている。 日本の民間企業は4月も雇用を増やしたが、受注に追いつくのに苦労した。 S&Pグローバルは、「生産と新規受注の動向に沿って、日本企業は4月に従業員数を小幅に増やした。雇用者数はこれで2年半以上にわたり着実に増加している」と指摘。「しかし、受注残高が5ヶ月連続で増加したことから、生産能力の逼迫は依然として続いている」と付け加えた。 日本の企業経営者は4月に事業コストの上昇も報告している。 S&Pグローバルによると、調査対象企業は「人件費、原材料費、燃料費、エネルギー費の上昇をしばしば指摘した。これらの価格上昇は、中東情勢と円安に起因している」という。 中東情勢の見通しは、4月の日本の企業経営者の楽観的な見方にも影を落とした。 S&Pグローバルは、「4月の企業景況感は2ヶ月連続で悪化し、全体的な楽観度は新型コロナウイルス感染症のパンデミック中の2020年8月以来の最低水準となった」と述べている。「日本企業は概して世界的な需要回復に期待を寄せているものの、中東情勢の混乱と不確実性が一部企業の業績見通しを悪化させた」。 この速報版日本PMIは、S&Pグローバルが4月9日から21日にかけて製造業400社とサービス業400社を対象に実施した調査に基づいて作成された。