米国株式先物は取引開始前に横ばい、トレーダーは不安定な米イラン停戦の動向を注視
金曜の取引開始前、米国株先物は横ばいとなった。トレーダーらは、米国とイランの間で2週間続いた不安定な停戦を警戒していた。 ダウ工業株30種平均先物は0.1%高、S&P500先物は0.2%高、ナスダック先物は0.3%高となった。 ホルムズ海峡は依然として閉鎖されており、イスラエルはレバノンのヒズボラと交戦を続けている。土曜午前にイスラマバードで米イラン協議が予定されているにもかかわらず、こうした状況が続いている。イスラエルは、ヒズボラの武装解除と国内での攻撃終結を目指し、レバノン政府との協議を開始すると表明している。 原油価格は下落し、国際指標である北海ブレント原油(期近)は0.5%安の1バレル95.42ドル、米国産WTI原油(WTI)は0.5%安の1バレル97.42ドルとなった。 ブルームバーグがまとめた推計によると、午前8時30分(米国東部時間)に発表された3月の消費者物価指数は、予想通り0.9%上昇し、前月の0.3%上昇を上回った。ミシガン大学消費者信頼感指数は4月が51.5%と予想され、前月の53.3%から低下する見込み。2月の製造業新規受注は、1月の0.1%増に続き、0.2%減少すると予想されている。これら2つの経済指標は午前10時(米国東部時間)に発表される予定だ。 その他の世界の市場では、日本の日経平均株価は1.8%高、香港のハンセン指数は0.6%高、中国の上海総合指数は0.5%高で取引を終えた。一方、英国のFTSE100指数は0.4%高、ドイツのDAX指数は0.8%高で、欧州市場の午後早い時間帯に取引を終えた。 株式市場では、台湾積体電路製造(TSM)の株価が第1四半期の純売上高増加を受けて2.3%上昇した。マーベル・テクノロジー(MRVL)の株価は、バークレイズが同社の投資判断を「イコールウェイト」から「オーバーウェイト」に引き上げたことを受けて3.5%上昇した。 一方、サービスナウ(NOW)の株価は、同社が製品ポートフォリオ全体をAIサイドカーから完全なAI統合へと移行すると発表したことを受けて1.6%下落した。UBSも同社の投資判断を「買い」から「中立」に引き下げた。