最新情報:テクノロジー株の低迷によりナスダックとS&P500が下落、米国株式指数はまちまちの動き
(最初の段落に指数・株価の変動、企業・地政学的ニュースを追記) 米国株式市場はまちまちの動きとなった。半導体メーカー株の売り浴びせでテクノロジー株は急落したが、ユナイテッドヘルス(UNH)の好調な第2四半期決算がダウ工業株30種平均を押し上げた。 ナスダック総合指数は木曜正午過ぎに0.8%下落し26,063.2、S&P500種指数は0.2%下落し7,557.6となった。ダウ工業株30種平均は日中の流れに逆行し、0.2%上昇して52,769.1となった。 生活必需品、ヘルスケア、不動産セクターが上昇を牽引した一方、テクノロジーセクターは日中1.8%下落した。 ブルームバーグ通信は木曜日、米当局者の話として、台湾積体電路製造(TSMC)の株価が2.6%下落したと報じた。TSMCは米国での半導体製造能力増強のため、さらに1,000億ドルを投資し、総投資額を2,650億ドルに引き上げる計画を発表した。TSMCは同日、第2四半期決算も発表し、前年同期比で利益と純売上高が上昇、第3四半期の売上高見通しも市場予想を上回った。 時価総額2,000億ドルを超える銘柄のうち、下落率上位20銘柄のうち15銘柄がテクノロジーセクターに属していたことが、金融情報サイトFinvizのデータで明らかになった。下落銘柄の半数は半導体企業だった。最も下落率が大きかったのはサンディスク(SNDK)で、9.5%安だった。 企業ニュースでは、ユナイテッドヘルスの株価が3.5%上昇し、ダウ平均株価構成銘柄の中で上昇率上位銘柄の一つとなった。同社は第2四半期の調整後利益と売上高が上昇し、2026年の調整後1株当たり利益(EPS)見通しを引き上げた。 地政学的なニュースとして、ロイター通信は3人の情報筋の話として、イランがイエメンのフーシ派に対し、米国がイランの電力インフラを攻撃した場合、紅海石油輸送路を封鎖する準備をするよう要請したと報じた。 米国産WTI原油の期近価格は1バレル79.61ドルでほぼ横ばい、国際指標である北海ブレント原油は1バレル84.96ドルで横ばいだった。両原油とも、取引開始直後は下落していた。 米国債利回りは正午過ぎに上昇し、10年債利回りは2.8ベーシスポイント上昇して4.57%となった。