今週、米国の株式投資家は四半期決算とイラン戦争の激化に注目する見込み
ドナルド・トランプ大統領がパキスタンでのイラン和平協議が合意に至らずホルムズ海峡封鎖を発表したことを受け、米国の株式投資家は第1四半期決算とイラン戦争の動向に注目するだろう。 * 第1四半期決算発表シーズンは今週、JPモルガン・チェース(JPM)、バンク・オブ・アメリカ(BAC)、シティグループ(C)、モルガン・スタンレー(MS)、ゴールドマン・サックス(GS)といった大手銀行の四半期決算発表で本格的に始まる。 * ウォール・ストリート・ジャーナル紙は月曜日、関係者や事情に詳しい人物の話として、トランプ大統領とその顧問らは、和平協議の膠着状態を打開する手段として、封鎖に加え、イランへの限定的な軍事攻撃の再開を検討していると報じた。 * ウォール・ストリート・ジャーナル紙の別の報道によると、封鎖発表は米軍を戦略的要衝の支配をめぐる長期戦に巻き込み、紛争による世界経済への打撃をさらに悪化させる可能性がある。 * ウェスト・テキサス・インターミディエイト(WTI)原油先物価格は月曜早朝、8%急騰して1バレル104.59ドル、ブレント原油先物価格は7.8%急騰して1バレル102.95ドルとなった。米国債利回りも上昇し、10年債利回りは1.8ベーシスポイント上昇して4.34%、2年債利回りは2.1ベーシスポイント上昇して3.82%となった。ICE米ドル指数は0.3%上昇して98.99となり、主要通貨に対するドルの強さを反映している。 * トランプ大統領がイランの港湾に出入りする船舶に対する米国の海上封鎖が月曜午前10時(東部時間)に発効すると確認したことを受け、イランは、自国の港が脅かされればペルシャ湾とオマーン湾のどの港も安全ではなくなると述べた。 * 今週発表されるマクロ経済指標には、生産者物価指数(PPI)、中古住宅販売件数、ADP雇用統計、新規失業保険申請件数などが含まれる。 連邦準備制度理事会のクリストファー・ウォーラー理事とミシェル・W・ボウマン理事、そしてニューヨーク連銀のジョン・ウィリアムズ総裁をはじめ、多数の中央銀行関係者が今週、それぞれの見解を述べる予定だ。