日本の3月の経常収支黒字は、海外投資の好調を受けて29%拡大した。
日本の3月の経常収支は4兆6820億円の黒字となり、前年同月の3兆6250億円から29%増加した。これは、堅調な海外投資収入がサービス貿易赤字を相殺したことが要因だ。これは、財務省と日本銀行が水曜日に発表したデータで明らかになった。 財・サービス収支は3月に5728億円の黒字となり、前年同月の5716億円の黒字から0.2%増加した。財収支は8305億円の黒字となり、前年同月の9兆6910億円から11.7%増加して10兆8220億円となった一方、輸入は前年同月の9兆790億円から10%増加して9兆9920億円となった。 サービス収支は2,578億円の赤字となり、前年同月の398億円の赤字から548%拡大した。海外投資収益を反映する第一次所得は、前年同月の3兆8,330億円から4兆6,310億円の黒字に増加した。この増加は主に直接投資収益とポートフォリオ投資収益によるものである。 第二次所得は5,220億円の赤字となり、前年同月の7,789億円の赤字から縮小した。資本収支は3月に696億円の赤字となった。金融収支は4兆3,080億円の黒字を計上したが、純誤差・脱漏は3,040億円の赤字となった。 このデータは、日本の主要経済諮問機関である経済財政会議の民間代表委員が、中東における地政学的緊張の長期化が中小企業の資金調達環境を圧迫する可能性があると警告し、日本銀行に対し金融政策の正常化を慎重に進めるよう求めた中で発表された。 経済財政会議に提出されたこれらの提言は、日本銀行が近い将来の利上げの可能性を示唆しているにもかかわらず、インフレ期待と流動性状況を綿密に監視するよう求めている。 委員らは、中小企業の間で資金調達逼迫の明確な兆候は見られないものの、エネルギーコストの上昇や供給途絶が資金調達ニーズを高める可能性があると指摘した。日本銀行のデータによると、コミットメントライン契約は3月に2兆5000億円増加し、パンデミック発生以来最大の月間増加額となり、企業による予防的な現金積み増しを浮き彫りにした。 委員会はまた、財政当局と金融当局の連携強化を強調し、日本がインフレ圧力、通貨安、対外リスクに対処するにあたり、基礎的財政収支にとどまらないより広範な財政評価指標の導入を求めた。