米イラン間の緊張再燃を受け、国際エネルギー機関(IEA)は2026年の世界石油需要予測を引き下げた。
国際エネルギー機関(IEA)は、米国とイランの緊張再燃による海上輸送とサプライチェーンの混乱が回復努力を阻害したため、2026年の世界の石油需要は以前の予測よりも大幅に減少すると見込んでいる。 IEAは水曜日に発表した8月の石油市場報告書の中で、2026年の世界の石油需要は平均で日量160万バレル減少すると予測している。これは1カ月前の予測よりも日量51万バレル多い減少幅だ。6月中旬に暫定停戦合意が崩壊した後もホルムズ海峡の閉鎖が続いているため、燃料価格は高止まりしている。需要は2026年第4四半期に増加し、2027年には日量240万バレル増加すると予測されている。 一方、世界の供給量は2026年に日量平均430万バレル減少し、1億200万バレルになると予測されているが、翌年には日量830万バレル増加し、1億1030万バレルになると見込まれている。 「市場は今年末までに供給過剰に転じると予測されているものの、リスクは依然として大きく、これまで利用可能だった在庫バッファーが急速に枯渇しているため、海峡再開の緊急性が高まっている」とIEAは指摘している。