投資家が米国の重要なインフレ指標を待つ中、アラブ首長国連邦の株式市場はまちまちの展開で取引を終えた。
アラブ首長国連邦(UAE)の株式市場は、投資家が米連邦準備制度理事会(FRB)の次回の利上げ動向を占うため、世界最大の経済大国であるUAEの主要経済指標の発表を控える中、一様に変動した。 水曜日の取引終了時点で、FTSE ADX総合指数は0.339%下落した一方、DFM総合指数は0.552%上昇した。 「6月に0.1%下落し、2020年4月以来初のマイナスとなった後、前年同月比では3.7%上昇した個人消費支出(PCE)は、7月には0.1%上昇、前年同月比では3.6%上昇すると予想されており、3月以来の最小の伸びとなる可能性がある」とスティフェルはコメントした。「食品とエネルギー価格を除いたコアPCEは、7月に0.2%上昇、前年同月比では3.3%上昇すると予想されており、6月の伸びと同水準となる可能性がある。」 パキスタンのサイード・モフシン・ナクヴィ内務大臣がイラン訪問中に、イランとの戦争終結に向けた協議で大きな進展があったと発表したことを受け、中東情勢の緊張緩和への期待が高まっていることも市場心理を押し上げている。一方、イランとオマーンはホルムズ海峡における暫定的な航路に関する枠組みについて協議した。 国内では、UAEのアル・ダフラ農業貿易が、エジプトの総合供給商品庁に対し、輸入小麦を5年間供給する5億ドルの契約を締結し、両国間の経済・貿易パートナーシップを強化した。 企業株では、アブダビ・イスラム銀行(ADX:ADIB)が1.29%高で取引を終え、アブダビ証券取引所で取引高額トップとなった。イスラム銀行の取締役会は、ビジョン2035に基づく成長を支援するため、17億5000万UAEディルハムを調達する増資を承認した。 バンク・オブ・アメリカ・グローバル・リサーチは、エミレーツNBD銀行(DFM:EMIRATESNBD)の投資判断を「買い」に据え置き、目標株価を37.60ディルハムから38.5ディルハムに引き上げた。バンク・オブ・アメリカは、同行を2026年に向けた注目の新興銘柄10銘柄の一つに挙げ、自己資本利益率(ROE)の上昇ポテンシャルを指摘している。エミレーツNBDの株価は、この日の取引を0.39%高で終えた。