原油価格の下落と和平交渉の可能性がウォール街の取引開始前に上昇。アジアとヨーロッパも上昇。
水曜日の取引開始前、ウォール街の先物市場は、イランと米国が核協議に関する覚書を準備しているとの報道を受け原油価格が下落したこと、そしてテクノロジー企業が引き続き堅調な決算を発表したことから、史上最高値更新を示唆した。 先物市場では、S&P500種株価指数が1%、ナスダック総合指数が1.6%、ダウ平均株価が1.1%それぞれ上昇した。 ウェスト・テキサス・インターミディエイト(WTI)原油は、午前中の取引で12.1%下落し、1バレル89.89ドルとなった。 決算発表では、半導体メーカーのアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)が火曜日の終盤に好調な第1四半期決算と業績見通しを発表したことを受け、株価が20.3%急騰した。 IT企業のスーパー・マイクロ・コンピューター(SMCI)は火曜日の取引終了後に第3四半期決算と好調な業績見通しを発表したことを受け、株価が14.9%上昇した。 ウォルト・ディズニー(DIS)は、市場開場前に発表された第2四半期決算で1株当たり利益(EPS)と売上高が市場予想を上回り、業績見通しも発表したことを受け、取引開始前に4.8%上昇した。 アジア市場は原油価格の下落を受けて前夜に上昇し、ソウルのKOSPI指数はハイテク株と半導体株の上昇に支えられ、6.5%上昇して7000ポイントの大台を突破した。サムスン電子株は14.4%急騰した。 欧州市場は正午時点で堅調に上昇した。 経済指標としては、午前8時15分(米国東部時間)に4月のADP雇用統計、午前10時30分にEIA(米国エネルギー情報局)の週間石油在庫状況報告が発表される。 セントルイス連邦準備銀行のアルベルト・ムサレム総裁とシカゴ連邦準備銀行のオースタン・グールズビー総裁は水曜日に講演を行う。 市場開始前の取引では、ビットコインは82,191ドルで取引され、米国10年債は4.34%の利回りを示した。現物金は1オンスあたり4,710ドルで取引された。