米国株式指数はまちまちの動き、ハイテク株は上昇、トランプ大統領はイランとイスラエルの攻撃の応酬を一時停止させる
米国株式市場はまちまちの動きとなった。セクター別ではテクノロジー株が上昇を牽引する一方、トランプ大統領によるイランとイスラエル間の攻撃停止に向けた取り組みが、原油価格の一時高値からの下落を招いた。 ナスダック総合指数は0.9%高の25,937.1、S&P500種指数は0.4%高の7,409.9で取引を終えたが、ダウ工業株30種平均は月曜終値を前に0.1%安の50,804.5で引けた。 The Informationは月曜、関係者4人の話として、アルファベット傘下のGoogle(GOOG、GOOGL)とNVIDIA(NVDA)が、台湾積体電路製造(TSMC)の需要対応の遅れを受け、最先端プロセッサのバックアップメーカーとしてインテル(INTC)に目を向けたと報じた。インテル株は10%急騰し、S&P500種指数とナスダック総合指数構成銘柄の中で上昇率上位銘柄の一つとなった。 キャンター・フィッツジェラルドは、マイクロン・テクノロジー(MU)の目標株価を700ドルから1,500ドルに引き上げ、投資判断は「オーバーウェイト」を維持した。ウェルズ・ファーゴもマイクロンの目標株価を550ドルから1,220ドルに引き上げ、投資判断は「オーバーウェイト」を維持した。マイクロンの株価は8.9%上昇し、S&P500種指数とナスダック総合指数の中で最も好調な銘柄の一つとなった。 CNNは、ドナルド・トランプ大統領が、イスラエルとイランは「即時停戦を目指している」と述べたと報じた。これは、両国が夜間に相次いで攻撃を仕掛け、米国が仲介した4月の脆弱な停戦合意が危ぶまれたことを受けての発言である。 トランプ大統領は「トゥルース・ソーシャル」で、「『和平』に向けた最終交渉は、無知や愚かさが邪魔をしない限り、進行中だ」と述べた。「『最終合意』が成立するまで、封鎖は維持され、効力は完全に維持される。事態は迅速に進展するはずだ。」 イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、イスラエルがイランへの攻撃を停止したと述べたものの、停戦合意を正式に認めるまでには至らなかったとCNNが報じた。イランもイスラエルへの攻撃を停止したが、レバノン南部への攻撃が続く場合は再開すると警告したと同報道は伝えている。 WTI原油先物価格は1%上昇し1バレル91.47ドル、ブレント原油先物価格は1.4%上昇し1バレル94.41ドルとなった。取引開始直後には、イランとイスラエルの緊張が前夜に高まったとの報道を受け、原油先物価格はそれぞれ4%以上上昇していた。