最新情報:米国株価指数は急上昇、原油価格は下落。ワシントンがイランを攻撃し、ホルムズ海峡をテヘランの支配下から遠ざける作戦を展開。
(最初の段落に指数・価格変動と地政学的ニュースを追記。) 米国株式市場は、テクノロジー株がセクター別チャートのトップを飾り、原油価格が下落したことを受けて上昇した。これは、ホルムズ海峡を航行する商船への攻撃能力を低下させるためのイランへの攻撃が米国によって継続されていることを受けたもの。 ナスダック総合指数は1.3%高の26,199.2、S&P500種指数は0.8%高の7,539.9、ダウ工業株30種平均は0.2%高の52,442.4で、木曜日の終値を前に取引を終えた。テクノロジー株と一般消費財株が上昇を牽引し、生活必需品株とエネルギー株が下落を牽引した。 米中央軍は、イランがホルムズ海峡を航行中の商船3隻を攻撃したことを受け、前夜に80カ所のイラン軍事目標を攻撃したのに続き、前夜には90カ所を攻撃したと、同軍のソーシャルメディアへの投稿で明らかにした。ホルムズ海峡は、世界の原油輸送量の約5分の1が通過する要衝である。イランへの2度目の攻撃に先立つ水曜日、ジョン・D・バンス米副大統領は「イランが海峡を封鎖しようとすれば、米軍は必ず報復する。それが約束だ」と述べた。 イランのアッバス・アラグチ外相は、サウジアラビア、トルコ、オマーンの外相、そしてパキスタンのアシム・ムニール陸軍参謀総長と会談したと、AP通信が木曜日にアラグチ外相のテレグラムチャンネルを引用して報じた。報道によると、イラン外相は、米国が暫定和平合意に違反したというイラン側の主張を繰り返した一方、米国側は、イランがホルムズ海峡を航行する商船を攻撃したことで合意を破ったと主張した。 マッコーリー証券のグローバル為替・金利ストラテジスト、ティエリー・ウィズマン氏は木曜日のメモで、「トレーダーが直面している問題は、イランがホルムズ海峡の支配権主張を強化するために必要であれば、米国とその同盟国との大規模な武力衝突に再び踏み切る意思があるかどうかだ。これまでのところ、外交交渉を通じてイランが支配権を獲得したとは到底言えない」と述べた。 北海ブレント原油の期近金は、取引終盤で2.9%下落し1バレル75.78ドル、米国産WTI原油は2.8%下落し1バレル71.50ドルとなった。