バンク・オブ・アメリカ、ホルムズ海峡の不確実性を背景にサビックの目標株価と業績予想を引き下げ
バンク・オブ・アメリカ・グローバル・リサーチは、火曜日に発表した中東・北アフリカの化学企業に関するレポートの中で、ホルムズ海峡の船舶交通量の回復ペースに対する不確実性を背景に、サウジ基礎産業(SASE:2010、通称サビック)の目標株価と業績予想を修正した。 「ホルムズ海峡、そして最近では紅海における船舶交通量の不確実性が続いているため、当社はカバー対象企業全体について、様々な数量と価格の想定に基づき、2026年予想EPSとPERの感度分析を実施した。数量については、来年まで大幅な回復は見込めないと想定している」とアナリストは述べ、サビックの国内生産能力の80%がサウジアラビア東海岸のジュベールに集中していることを指摘した。「2026年第4四半期以降のサビックの数量改善は、2026年下半期の収益の段階的な回復に貢献するだろう。しかし、石油化学製品の中期的な低迷が続くことを考慮すると、大幅な株価再評価の可能性は限られていると考えている。」 こうした状況を受け、石油化学メーカーの株価目標は59サウジアラビア・リヤルから56リヤルに引き下げられ、投資判断は「中立」となった。 一方、ホルムズ海峡の閉鎖が続く中、アナリストらは同社の複数の事業部門における2026年の稼働率予測をさらに下方修正したため、2026年のEBITDA予測は21.6%、2027年のEBITDA予測は9.7%それぞれ下方修正された。