テクノロジーがS&P500とナスダックの記録更新に貢献。マイクロン・テクノロジーの時価総額が1兆ドルに到達。
米国株式市場はまちまちの動きとなった。S&P500種指数とナスダック総合指数は、テクノロジー株がチャートのトップに立ち、国債利回りが急落したことを受けて、史上最高値を更新した。 原油先物価格は、イランとの戦争終結に向けた努力が続く中、火曜日の正午過ぎにまちまちの動きとなった。 ナスダック総合指数は0.9%上昇して26,572.8、S&P500種指数は0.5%上昇して7,511.2となり、祝日で短縮された週を好調にスタートさせた。ナスダックとS&P500はともに、取引開始直後に史上最高値を更新した。一方、ダウ工業株30種平均は0.3%下落して50,423.4となった。 日中、上昇率上位3銘柄には工業株と素材株が名を連ねた。下落率上位はエネルギー株と生活必需品株だった。 マイクロン・テクノロジー(MU)の時価総額は、複数のアナリストによる強気なレポートを受けて、初めて1兆ドルを突破した。株価は正午過ぎに約18%上昇し、S&P500種株価指数とナスダック総合指数の中でトップの上昇率を記録した。 金融情報サイトFinvizがまとめたデータによると、時価総額2000億ドルを超える銘柄のうち、上位10社中8社が半導体企業、残りの2社がコンピューターハードウェアメーカーである。 CNNが火曜日に報じたところによると、イラン革命防衛隊は、米軍がホルムズ海峡周辺のイランのミサイル発射基地と船舶を標的とした「自衛攻撃」を行ったことを受け、停戦協定の「違反」に対しては「正当な」対応権があると主張した。 同報道によると、この攻撃は、イランの交渉担当者が米国と連携してドーハでカタールの仲介者と協議を行った数時間後に発生した。米国とイランは覚書締結に向けて協議を進めているものの、イランの核開発計画と制裁に関する文言をめぐる意見の相違が合意を阻んでいると、報道は付け加えた。 米国債利回りは低下し、10年債利回りは6.8ベーシスポイント低下して4.5%、2年債利回りは5.9ベーシスポイント低下して4.07%となった。 WTI原油先物価格は2.7%下落して1バレル93.97ドル、一方、ブレント原油先物価格は3.7%上昇して1バレル99.85ドルとなった。 経済ニュースでは、コンファレンス・ボードの消費者信頼感指数は5月に93.1となり、4月の93.8から低下したが、ブルームバーグがまとめた調査で予想されていた92.0を依然として上回っている。 「中東戦争によるインフレの影響が強まるにつれ、5月の消費者信頼感はわずかに低下した」と、コンファレンス・ボードのチーフエコノミスト、ダナ・ピーターソン氏は述べた。ピーターソン氏は、「消費者の現在の景況感と労働市場に対する評価は、先月と比べてやや低下した」と述べた。「しかし、6か月後の景況感と労働市場に対する消費者の期待は、わずかに改善したことで、この低下はいくらか相殺された」と付け加えた。 ダラス連銀が発表した月次製造業景況指数は、4月のマイナス2.3から5月には0.4に回復した。市場予想は0.0への小幅な上昇だった。 ケース・シラー全米住宅価格指数は、季節調整前で3月に0.7%上昇し、2月の0.3%上昇に続く上昇となった。前年同月比では0.7%上昇で、2月の0.8%上昇から減速した。 企業ニュースでは、オートゾーン(AZO)が火曜日に第3四半期決算を発表した。利益は市場予想を上回ったものの、売上高は予想を下回った。株価は12%下落し、S&P500種指数の中で最悪のパフォーマンスとなった。 貴金属市場では、金先物価格は0.2%下落して1オンス=4,509.5ドル、銀先物価格は0.4%上昇して1オンス=76.52ドルとなった。