AIと湾岸諸国への懸念から、ハイテク株が取引開始前の株価指数先物を押し下げる
金曜日のプレマーケット取引では、AIの収益性への懸念、中東情勢の不安定化への根強い不安、そして利上げの可能性といった要因から、ハイテク株が急落し、主要株価指数先物も下落した。 プレマーケット取引では、ナスダック先物が1.1%、S&P500先物が0.5%、ダウ先物が0.1%それぞれ下落した。 ハイテクセクターは、インテル(INTC)が3.4%、AMD(AMD)が3.4%、NVIDIA(NVDA)が1%と、半導体メーカー各社が下落したことが重荷となった。また、メモリメーカーのウェスタンデジタル(WD)も3.8%下落した。 投資家は、マイクロソフト(MSFT)が出資するOpenAIが新規株式公開(IPO)を延期する方向で検討しているとの報道や、ホルムズ海峡を航行中の船舶に対するイランの攻撃に不安を募らせた。トランプ米大統領が住宅価格引き下げ法案を阻止したことで、利下げへの期待が薄れ、インフレ懸念がここ数日で急上昇している。 ペルシャ湾の安全保障上の懸念が高まっているにもかかわらず、原油価格は、ワシントンとテヘランの間でホルムズ海峡の商業航路再開を定めた覚書が締結された後、数日間にわたる下落を続けている。 ブレント原油は3.3%下落し1バレル72.75ドル、WTI原油も3.3%下落し1バレル69.58ドルとなった。いずれも、2月28日に米国とイスラエルがイランを攻撃し、数ヶ月にわたる戦争と不確実性を引き起こして以来の安値水準である。 注目される経済ニュースの一つは、5月のモノの貿易収支の発表だ。輸入額は輸出額を850億ドル上回ると予想されており、4月の改定値である830億ドルから上方修正される見込みだ。 5月の卸売在庫は前月比0.4%増と予想されており、4月の0.6%増から減速する見込みです。 また、アナリストは、ミシガン大学が毎月実施する消費者信頼感指数が5月には50.0に上昇すると予想しており、4月の48.9から上昇する見込みです。