米国とイランの和平合意への期待が薄れる中、原油価格が急騰
米イラン和平交渉の進展への期待が薄れたことを受け、原油価格は週を通して下落していたが、金曜日に急騰した。 ブレント原油は直近で3.3%上昇し1バレル105.93ドル、ウエスト・テキサス・インターミディエイト(WTI)原油は2.7%上昇し1バレル98.92ドルとなった。ロイター通信は金曜日の報道で、市場が和平合意の可能性を引き続き評価する中で、原油価格は週間で下落する見込みだと伝えた。 しかし、両国は依然としてイランのウラン備蓄とホルムズ海峡の管理をめぐって意見が分かれている、と同報道は指摘した。ホルムズ海峡が事実上閉鎖されているため、世界の原油在庫は減少している、とアナリストらは同報道で述べている。 ロイター通信は、PVMオイル・アソシエイツのアナリスト、タマス・ヴァルガ氏の「比較的近い将来に停戦が実現するという楽観論と、ブレント原油が110ドルに近づくたびに聞かれる弱気な発言が、原油価格の大幅な上昇を阻んでいる」との見解を引用した。