調査速報:ASMLはメモリ需要の好調を背景に業績予想を上回り、株価も上昇。中国関連事業のエクスポージャーは大幅に減少。
独立系調査会社CFRAは、に対し、以下の調査レポートを提供しました。CFRAのアナリストは、以下のように見解をまとめています。ASMLは、2026年第1四半期の売上高が87億7000万ユーロ(前年同期比13%増)となり、市場予想の86億8000万ユーロを上回りました。1株当たり利益(EPS)は7.15ユーロ(前年同期比19%増)となり、市場予想の6.62ユーロを8%上回りました。売上総利益率は53.0%となり、ガイダンス(51%~53%)の上限に達しました。これは、高収益の既存顧客向け事業が予想を上回ったことによるもので、堅調なアップグレード需要(今後も継続すると見込まれる)が寄与したと考えられます。メモリは、システム純売上高の51%を占め(第4四半期は30%)、AI需要、メモリ不足の継続、EUVリソグラフィの普及拡大に支えられ、需要は引き続き堅調に推移しています。 2026年の売上高見通しは、不確実性は高まっているものの、EUV以外の事業見通しが改善したことにより、365億ユーロから約380億ユーロ(+16.3%)に引き上げられました。経営陣は、EUVの生産能力が2026年には60以上の低NAシステム(2025年は約50)に、2027年には80以上に拡大すると予想しており、これは2025年の業績を牽引した価格/スループットの進歩に加えて、大きな成長の原動力になると考えています。中国へのエクスポージャーは第1四半期の売上高の19%(第4四半期は36%)に大幅に低下した一方、韓国は45%(第22%)に急増し、メモリメーカーの需要加速を反映しています。