オーストラリア株上昇。CSLは株主の不満を認め、競争圧力への対応が遅れたと説明。
オーストラリア株式市場は木曜日、米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げを実施し、年内にもう一度利上げを行う可能性を示唆したことを受け、上昇した。 S&P/ASX 200指数は0.41%(35.90ポイント)上昇し、8,732.40で取引を終えた。 前日のウォール街では、S&P 500指数とダウ工業株30種平均がそれぞれ0.5%と1.2%下落した。FRBは3年以上ぶりの利上げとなる25ベーシスポイントの利上げを実施した。 ブレント原油先物価格は、サウジアラビアがオマーン経由で追加の原油貨物を供給したとの報道を受け、1バレルあたり105ドル付近で取引された。 国内では、SEEK広告給与指数によると、オーストラリアの8月の求人広告給与は前月比0.3%増加した。6月と7月にやや加速した後、若干減速した。 オーストラリアの求人広告数は8月に前月比0.5%増加し、1年以上ぶりの増加となった。これは労働市場の安定化の兆しを示しているものの、前年同月比では依然として4.5%低い水準にとどまっていると、SEEKは発表した。 企業ニュースでは、CSL(ASX:CSL)の取締役会が、同社の「期待外れ」な業績と財務状況に対する株主の不満を認め、成果を出すことで信頼を取り戻すことを目指すと述べた。CSLの経営陣は、プラズマ事業の中核に投資し、それ以外の分野への投資は厳選するという戦略を通じて、これらの問題に「緊急に対応」している。 MAフィナンシャル・グループ(ASX:MAF)は、運用ファンドを通じてメルボルンのグレン・ショッピングセンターの株式50%を3億2,750万豪ドルで取得し、下半期の小売不動産取引額は5億豪ドルに達した。 チャーター・ホール・グループ(ASX:CHC)は、日本の不動産グループである東京建物およびUBSアセット・マネジメントと新たな投資パートナーシップを締結し、オーストラリア東海岸全域にわたる産業・物流資産のポートフォリオを取得することになった。最終的な投資額は12億豪ドルとなる見込みだ。