富士通の第1四半期(会計年度)の帰属利益は、特別項目との比較で77%減少したが、見通しは維持した。
富士通(東証:6702)の第1四半期決算は、親会社株主に帰属する利益が前年同期比77%減となった。これは、新光電機株の売却益が計上されなかったことが影響した。 同社が木曜日に発表した決算報告によると、6月30日終了の第1四半期の親会社株主に帰属する利益は、前年同期の1,718億円から401億円に減少した。 売上高は前年同期の7,499億円から3.9%増の7,794億円、営業利益は前年同期の335億円から57%増の525億円となった。 前年同期には新光電機株の売却益が含まれていた。 富士通は、サービスソリューション事業の好調な成長は「Uvanceの力強い成長と近代化」によるものだと述べた。 企業向け事業では製造業顧客が成長を牽引し、公共向け事業では金融、地方自治体、公共レース、防衛関連顧客が拡大を牽引した。同社は、調整後営業利益は「売上高の増加に加え、収益性改善の着実な進展」によって押し上げられたと付け加えた。 サービスソリューション事業は引き続きグループの主要な成長エンジンとなった。売上高は5,146億円から6.7%増の5,490億円となり、調整後営業利益は478億円から31%増の628億円となった。 Uvance事業の売上高は31%増の1,922億円、受注高は51%増の1,933億円となった。 同社はまた、ほぼすべてのシステムインテグレーションプロジェクトで人工知能の活用を拡大し、マルチエージェントAIをモダナイゼーションサービスに統合し始め、納期を約40%短縮することを目指している。 富士通は、通期の売上高3兆5,100億円、営業利益4,150億円、親会社株主に帰属する利益3,100億円の見通しを維持した。 調整後ベースでは、営業利益4,250億円、調整後親会社株主に帰属する利益3,200億円の見通しを維持している。