伊藤忠商事、電通総研の民営化提案を進める
伊藤忠商事(東証:8001)は、コンサルティングおよびソリューション開発会社である電通総研(東証:4812)を非公開化する株式公開買付け(TOB)を実施することを決定した。これは月曜日に東京証券取引所に提出された書類で明らかになった。 伊藤忠商事は金曜日にTOBの条件を決定し合意したが、電通総研との契約における一部条項の解釈を確認した上で、改めてTOB実施の方針を表明した。 TOBの買付価格は1株当たり2,880円で、約930万株が対象となる。 伊藤忠商事の子会社であるVICは、電通総研の株式の38.22%を取得し、残りの株式は電通グループ(東証:4324)が保有する。 TOBは、日本、中国、欧州連合の競争当局の承認を条件として、11月上旬に開始される予定。 TOB実施後、電通総研は東京証券取引所から上場廃止となり、電通グループとVICの合弁会社となる。 電通総研は今回の買収提案への支持を表明し、株主に対し株式の応募を推奨した。 電通総研と伊藤忠テクノソリューションズは業務提携契約を締結する予定であり、電通株式会社は伊藤忠グループ傘下のデータワンおよびゲートワンと業務提携契約を締結した。 電通総研の株価は直近の取引で2%下落した。