スイス市場指数は引き続きマイナス圏で推移、SIGグループ株は上昇
スイス株式市場指数は火曜日もマイナス圏で推移し、0.13%安で取引を終えた。投資家は、国内経済ニュースが静かな中、相次ぐ企業決算発表を注視している。 スイス上場企業のうち、製薬大手ノバルティス(NOVN.SW)、包装会社SIGグループ(SIGN.SW)、機械メーカーのブッハー・インダストリーズ(BUCN.SW)、バイオ医薬品グループのイドルシア(IDIA.SW)などが決算を発表した。 SIGグループの株価は、第1四半期の純利益が前年同期比で1,560万ユーロから6,730万ユーロに急増したことを受け、12.82%上昇した。これは主にポリマー誘導体とアルミニウムの未実現利益によるものだ。一方、スイスに本社を置く同社の総売上高は、7億4,590万ユーロから7億1,430万ユーロに減少した。 2026年度について、同グループは為替変動と樹脂価格を一定とした場合の総売上高成長率を0~2%の範囲に据え置いた。 一方、ベレンベルグは、スイスのチョコレート・ココア製品グループであるバリー・カレボー(BARN.SW)がカカオ豆価格の変動を受けて2026年度のEBITガイダンスを下方修正したことを受け、目標株価を1,487フランから1,268フランに引き下げた。投資判断は「ホールド」で据え置いた。 「同社は現在、EBITが10%台半ばの減少を見込んでおり、これは2026年第1四半期決算で改めて示したガイダンス(EBITは1桁台前半から中盤の成長を見込んでいた)に比べて、かなり悲観的な見通しを反映している。販売量ガイダンスは若干上方修正されたものの、チョコレートの下流販売に明確な転換点が見られるまでは、低迷した販売量動向が続くと予想される」とベレンベルグは述べている。バリー・カレボーの株価は1.53%上昇した。 経済ニュースでは、欧州中央銀行が発表した最新の消費者期待調査によると、今後12ヶ月間のインフレ率の予想中央値は、3月に前月の2.5%から4%に上昇した。今後3年間の予想も2.5%から3%に上昇し、今後5年間の予想も2.3%から2.4%にわずかに上昇した。