サウジアラビアの4月の工業生産減少を受け、タダウル証券取引所の株式市場は下落して取引を終えた。
タダウル総合株価指数は水曜日、サウジアラビアの工業生産の継続的な減少が投資家心理を冷え込ませたことを受け、0.92%安で取引を終えた。 サウジアラビア統計総局の公式速報値によると、同国の4月の工業生産指数は前年同月比19.1%減となった。この減少は、鉱業・採石業全般および製造業の低迷によるものとされている。前月比では6.8%減となった。 また、米国とイランの対立再燃も投資家心理に影響を与えている。イランは報復として、バーレーン、クウェート、ヨルダンにある米軍基地に対し、ドローンとミサイルによる攻撃を行った。一方、米国はイランの防空施設、監視レーダー施設、地上管制ステーションを攻撃した。 ドイツ銀行リサーチはレポートの中で、「過去24時間で、ホルムズ海峡上空で米陸軍のアパッチヘリコプターが撃墜されたことへの直接的な報復として米軍が攻撃を開始したことを受け、米国とイランの対立は再び激化した」と述べた。「この一件は、4月の停戦合意の脆弱性を浮き彫りにし、トランプ大統領が繰り返し主張してきた包括的な和平合意が間近であるという主張に新たな疑念を投げかけた」としている。 一方、国内の企業動向を見ると、ナショナル・カンパニー・フォー・ラーニング・アンド・エデュケーション(SASE:4291、商号:NCLE)は、第3四半期決算で帰属利益が18.535%増加、売上高が14.857%増加したにもかかわらず、株価は0.15%下落した。 また、SALサウジ・ロジスティクス・サービス(SASE:4263)は、フライ・ヒバ・グループ向けに航空貨物地上ハンドリングおよびその他の運用サービスを提供する年間契約(更新可能)を獲得した。物流グループの株価は終値で0.47%上昇した。