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ホルムズ海峡の輸送回復とイランとの協議による供給懸念の緩和を受け、原油価格は4カ月ぶりの安値に下落
イラン・イラク戦争勃発以来ペルシャ湾で立ち往生していたタンカーがホルムズ海峡を通航を再開し、供給懸念が緩和されたことを受け、原油価格は木曜早朝に4カ月ぶりの安値をつけ、3営業日連続で下落した。 8月渡しのWTI原油は1.9%安の1バレル67.92ドルとなり、2月27日以来の安値をつけた。一方、9月渡しのブレント原油は1.7%安の1バレル70.37ドルとなった。 この下落は、紛争による供給途絶が緩和され、船舶がホルムズ海峡を通航し続けていることが背景にある。HormuzStraitMonitor.coによると、過去24時間で5隻の船舶が海峡を通過したが、依然として約380隻の船舶が待機列に残っている。 米国とイランの和平交渉は進展していると報じられており、ウォール・ストリート・ジャーナル紙は両国間の間接協議が順調に進んでいると伝えている。 「ホルムズ海峡を通過する原油の流れが回復を続ける中、ブレント原油価格は70ドル、戦前の水準に向けて下落を続けた。米イラン間の間接協議の進展の兆しは、供給懸念をさらに緩和させた。戦略石油備蓄からの継続的な放出と、最近の高値によって抑制された需要が相まって、市場全体は比較的逼迫しているものの、短期的には供給過剰のリスクにさらされている」とサクソバンクは指摘した。 米国の在庫は先週も引き続き減少しており、エネルギー情報局(EIA)は水曜日、商業用原油在庫と戦略石油備蓄からの放出が合わせて1310万バレル減少したと発表した。
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