香港株は金利低下懸念の緩和を受けて上昇。インシリコ・メディシンは4%上昇。
香港株式市場は金曜日、米連邦準備制度理事会(FRB)のクリストファー・ウォーラー理事の発言を受けて、米国の追加利上げへの懸念が和らぎ、米雇用統計発表を控えた投資家心理が改善したことを受け、上昇して取引を終えた。 ハンセン指数は437.56ポイント(1.7%)高の25,650.87で引け、ハンセン中国企業指数は169.79ポイント(2%)高の8,555.03となった。 ウォーラー理事は、インフレ率が鈍化し続けるのであれば、金利を据え置くことを支持すると述べ、世界市場の上昇を後押しした。投資家はまた、中国の人工知能(AI)分野の動向にも注目していた。ムーンショットAIが香港での新規株式公開(IPO)を非公開で申請し、約30億ドルの資金調達を目指しているとの報道があったためだ。 今週初めに香港証券取引所で二重上場から二重上場に移行した百度(Baidu、香港証券取引所:9888)は、約5%上昇した。 企業動向としては、KFMキングダム(香港証券取引所:3816)は、株価の異常な変動や取引状況について、その理由を把握していないと発表した。一方、主要株主であるKIGリアルエステートは、同社との潜在的な取引について検討していると述べた。KFMキングダムの株価は4%近く上昇した。 インシリコ・メディシン(香港証券取引所:3696)も、アレクサンドルス・ザヴォロンコフス会長が今月、自己資金を用いて流通市場で最大1,600万香港ドル相当の同社株を購入する計画だと発表したことを受け、4%近く上昇した。