ENNナチュラルガスによる子会社買収計画の中止は、潜在的な財務負担を解消する、とS&Pは述べている。
S&Pグローバル・レーティングは最近の発表で、ENNナチュラルガス(上海証券取引所:600803)によるENNエナジー・ホールディングス(香港証券取引所:2688)の買収提案の撤回は、潜在的な財務負担を軽減すると述べた。 S&Pは、この撤回により、新たな債務負担や内部資金への圧力が大幅に軽減されると指摘した。 また、買収撤回により、子会社は独立性を維持するとも述べた。 フィッチ・レーティングは、同社が34.26%の株式を保有する子会社の残りの株式を取得する計画では、新規発行株式に加えて約184億香港ドルの資金が必要になる可能性があったと指摘した。 この金額は、同社の調整後負債総額250億香港ドルと比較して、著しい資金流出となる。 フィッチ・レーティングによると、子会社の株式保有比率を引き上げるという同社の代替案は、年間株式保有比率の上限が2%であるため、財務面に大きな影響を与えないという。 フィッチによると、子会社は親会社からの統治権と運営上の自主性を維持し、資金の流れの混同や上流部門との連携強化によるリスクは縮小する見込みだという。