米イラン間のホルムズ海峡合意への期待感の後退を受け、UAEの株価指数は下落して取引を終えた。
アラブ首長国連邦(UAE)の株式市場は火曜日、ホルムズ海峡再開に向けた米イラン合意への期待が後退し、供給途絶の長期化への懸念が高まったことを受け、再び下落して取引を終えた。 終値時点で、FTSE ADX総合指数は0.763%、DFM総合指数は0.359%それぞれ下落した。 ドナルド・トランプ米大統領は、ソーシャルメディアプラットフォーム「Truth Social」への投稿で、イランに対し戦争や抗議活動で死亡した人々への賠償を要求しており、この条件は今後のあらゆる交渉において「断固として」盛り込まれると述べた。トランプ大統領の発言は、イランがホルムズ海峡再開の条件として米国に戦争賠償を求めた後に発表された。 「この時点では、市場は米イラン合意に関するニュースにほとんど影響を受けなくなっているはずだと思われがちです。しかし、交渉が有望に見えると当初は熱狂するものの、その楽観論はあっという間に消え去るというパターンが繰り返されています。それでもなお、原油市場は依然としてニュースに大きく左右され、価格が乱高下しています」とINGは述べています。「現在の状況を見る限り、合意はまだ遠い道のりであり、原油価格の上昇リスクは依然として高いと言えます。」 一方、企業市場では、アブダビ国営石油会社(ADNOC Logistics & Services、ADX:ADNOCLS)が3.61%上昇し、終値時点でアブダビ証券取引所の取引高上位銘柄となりました。このエネルギー海上物流会社は、海運部門の力強い成長と営業レバレッジの改善により、上半期の帰属利益が11億2000万ドルに増加したと発表しました。 ドバイでは、ナショナル・セントラル・クーリング(DFM:TABREED、商号:タブリード)の今年上半期の帰属利益が、買収関連債務に伴う資金調達コストの増加と追加利息費用により減少しました。同社の株価はシーズン終値で0.41%下落しました。 経済指標としては、水曜日に7月の消費者物価指数(CPI)が発表されます。米国労働統計局が発表するこのデータは、投資家にとって米連邦準備制度理事会(FRB)の次回の利上げ動向を予測する上で重要な情報となります。