UAE株は週明けから上昇。米国はイランに新たな経済制裁を課す予定。
アラブ首長国連邦(UAE)の株式市場は月曜日、米国によるイランへの新たな経済制裁計画への懸念を投資家が払拭したことを受け、上昇して取引を終えた。 終値時点で、FTSE ADX総合指数は0.438%高、DFM総合指数は0.154%高となった。 スコット・ベッセント米財務長官は、米国がイランに対し新たな制裁措置を課すと述べ、月曜日の記者会見で発表する予定だ。この発表は、ドナルド・トランプ米大統領が先週、イランとその貿易相手国に対する経済圧力を強化すると脅迫したことを受けてのものだ。 「スコット・ベッセント米財務長官はこれらの措置を『経済Dデイ』と表現し、イランは『経済戦争』が続けば湾岸地域からの石油供給は停止すると警告している。ここ数週間、直接的な軍事攻撃は緩和されたものの、実質的な交渉が行われていないため、短期的には合意の見通しは薄い」とダンスケ銀行はコメントした。 今週の経済指標としては、水曜日に米連邦準備制度理事会(FRB)が重視するインフレ指標である7月の個人消費支出物価指数(PCE-PMI)が発表される。 一方、アラブ首長国連邦(UAE)とエジプトは、エジプトが計画している陸上および海上油田掘削プログラムにおける協力分野を探るため、専門的な技術会合を開催することで合意した。この戦略的パートナーシップについては、アドノック・ドリリング社(ADX:ADNOCDRILL)のアブドラ・アテヤ・アル・メサビ最高経営責任者(CEO)とエジプトのカリム・バダウィ石油鉱物資源大臣の間で協議された。アドノック・ドリリングは終値で0.16%下落した。 企業関連では、ラス・アル・ハイマ国立銀行(ADX:RAKBANK、ラクバンク)が、顧客向けに新たなサービスを開始した。これにより、顧客はラクバンク・イスラムプラットフォームを通じて、ビットコインにアクセスし、当座預金口座と普通預金口座で取引を行うことができるようになった。このアラブ首長国連邦の銀行の株価は、終値で0.43%上昇した。 アル・アンサリ・フィナンシャル・サービス(DFM:ALANSARI)傘下のアル・アンサリ・エクスチェンジは、ドバイ道路交通局と提携し、ドバイの公共交通機関ネットワーク全体でキャッシュレス決済が可能な「nolトラベルカード」を発行した。アル・アンサリ・フィナンシャル・サービスの株価は終値で横ばいだった。