ウニクレディト、コメルツ銀行の「誤解を招く」買収主張についてドイツ規制当局の調査を要求
ウニクレディト(UCG.MI)は、進行中の買収提案を妨害する目的でコメルツ銀行(CBK.F)が行ったとされる「誤解を招く」公表発言について、ドイツ金融監督庁(BaFin)に調査を要請した。 ウニクレディトは月曜日、コメルツ銀行による「異常な」株式貸借活動に関する主張を否定し、「応募された株式は応募された株式であり、取り消し不能な形で拘束されている」と述べた。また、ウニクレディトは、自社の直接保有株式と有効な投資家の応募を合わせると、当初の目標である30%の取得比率を既に「余裕をもって」上回っていると付け加えた。 ウニクレディトのこの対応は、6月10日にコメルツ銀行が発表した声明を受けたもの。コメルツ銀行は声明の中で、応募された株式には独立した機関投資家の支持がなく、ウニクレディトと関係のある者による証券貸借活動に起因する可能性が高いとして、買収プロセスに疑問を呈していた。コメルツ銀行は当時、この件に関してBaFinと連絡を取っていることも明らかにしていた。 ユニクレジットは、「これまでドイツ連邦金融監督庁(BaFin)との継続的な対話の中で、これらの問題を提起し、当局に対し、これらの発言を取り巻く状況、その正確性、そして買収提案プロセスの公正性を損ない、関係者を混乱させようとする意図について、調査とさらなる検討を要請した」と述べた。 同行は、十分な株主の支持を得られれば、コメルツ銀行の監査役会に新たな代表者を任命し、戦略的な企業改革を推進できると確信していると表明した。完全な法的合併には75%の賛成が必要となるが、ユニクレジットは「コメルツ銀行が強化され、変革を遂げるまでは」、コメルツ銀行とドイツ子会社であるヒポフェラインスバンクを合併する当面の計画はないと改めて表明した。 ユニクレジットとコメルツ銀行の株価は、月曜日の正午の取引時点でともに1%以上上昇した。