キングストン・リソーシズ、ニューサウスウェールズ州の露天掘りプロジェクトを断念。1200万豪ドルの資金調達を開始。株価は52週安値を記録。
キングストン・リソーシズ(ASX:KSN)は、ニューサウスウェールズ州ミネラルヒル鉱山のピアース・サウス露天掘り鉱山において、壁面崩壊を伴う2度目の地質学的事故が発生したことを受け、採掘を一時停止したと、木曜日にオーストラリア証券取引所に提出した書類で明らかにした。 提出書類によると、6月1日に鉱山唯一のアクセスランプに引張亀裂が確認され、その後数日間にわたって亀裂が拡大し、垂直方向の崩落が発生して使用不能となった。 同社は、「修復には数週間を要し、ランプの再設計によって残存鉱石の相当量が失われる」とし、アクセスを回復するためのリスクとコストが採掘継続のメリットを上回ると判断した。 そのため、キングストンはピアース・サウス露天掘り鉱山での採掘を再開しない。 また、同社はミネラルヒル鉱山における地下開発を一時停止し、地下生産の開始を延期した。これは、資源探査と鉱山近傍の探査掘削プログラムに注力するためである。キングストン社は、今回の決定により人員配置に影響が出ると述べ、約120名の解雇と18名の契約社員の解雇に伴い、当面の間、現場従業員約24名を維持するとしている。 露天掘り鉱山の閉鎖、人員削減、車両の撤去にかかる費用は、今後数ヶ月で500万豪ドルと見積もられている。また、露天掘り鉱山の閉鎖により、6月から9月までの期間の売上高は約3,900万豪ドル減少すると見込まれている。 さらに、キングストン社は約1,160万豪ドルの資金調達を目指しており、これには約3,640万株の新株を1株あたり0.07豪ドルで発行し、投資家向けに約260万豪ドルを第三者割当増資する確約が含まれている。また、同社は約1億2,950万株の新株を同価格で発行し、費用控除前で約910万豪ドルを調達する完全引受型の株主割当増資も実施する予定である。 同社の株価は直近の木曜日の取引で48%以上下落し、一時は52週間ぶりの安値をつけた。