ニュージーランドの銀行紛争件数が10年ぶりの高水準に達したとオンブズマンが発表
ニュージーランドの銀行オンブズマンが発表した最新の年次報告書によると、6月までの12か月間に283件の紛争が受理され、前年比26%増となり、過去10年間で最多となった。 報告書によると、大手銀行のうち、ANZグループ・ホールディングス(ASX:ANZ、NZE:ANZ)は55件、ウェストパック銀行(ASX:WBC、NZE:WBC)は39件、オーストラリア・コモンウェルス銀行(ASX:CBA)傘下のASB銀行は54件の紛争に関与していた。 一方、ハートランド・グループ・ホールディングス(ASX:HGH、NZE:HGH)に関する紛争は24件だった。 オンブズマンは、6月までの1年間で合計1,822件の問い合わせと3,310件の苦情を受け付けたと発表した。そのうち詐欺関連の苦情がかなりの割合を占めた。経済的困窮に関する苦情件数は前年とほぼ横ばいだったが、抵当権実行による競売に至ったケースは増加した。 紛争解決までの期間は平均で前年より14日短縮され、平均解決日数は63営業日から49営業日に短縮された。報告書によると、6月までの12か月間で合計130万ニュージーランドドルの賠償金が支払われた。