米国の主要経済指標発表を前に、アラブ首長国連邦の株価指数が上昇
アラブ首長国連邦の主要株価指数2つは、投資家が本日後半に発表される米国のインフレ統計を待ちながら、中東情勢の最新動向を注視する中、週明けの取引を上昇して終えた。 金曜日の取引終了時点で、FTSE ADX総合指数は0.003%高、DFM総合指数は0.63%高となった。 米連邦準備制度理事会(FRB)の9月会合前の最後のインフレ指標となる8月の米国消費者物価指数(CPI)は、前月比0.4%上昇、前年同月比では3.4%で横ばいになると予想されている。一方、コアCPIは前月比0.2%上昇、前年同月比2.4%上昇と見込まれている。 INGは、「本日発表される8月のCPIは、たとえわずかな上方修正であっても、9月の利上げを織り込むためのゴーサインとなる可能性がある」と述べている。 「消費者物価指数(CPI)の軟調な推移はドル安の要因となる可能性があるが、9月の利上げ目標を50%以下に押し下げるには至らないだろう。我々は、50%という水準であれば、FOMC(連邦公開市場委員会)の委員で利上げに賛成していない者も納得するだろうと考えている。」 地政学的な面では、原油価格は引き続き1バレル100ドル台で推移した。この上昇は、イランの支援を受けるフーシ派反乱軍がイエメンの港湾都市モカを制圧し、紅海のバブ・エル・マンデブ海峡周辺の船舶航行を脅かしていることが背景にある。 国内情勢に目を向けると、アラブ首長国連邦(UAE)は、ドイツのデジタルインフラに400億ユーロを投資し、産業競争力の強化と長期的な経済成長を促進することを表明した。この表明は、ドイツ企業とUAE企業の間で総額93億6000万ユーロを超える29件の覚書および契約が締結された時期と重なる。 企業関連では、ピュア・ヘルス・ホールディング(ADX:PUREHEALTH)は、傘下のサークル・ヘルス・グループを通じて、英国にあるユニラボの検査施設の一部を買収し、国際的な事業拡大を目指す。ピュア・ヘルスの株価は終値で横ばいだった。 一方、ナショナル・セントラル・クーリング社(DFM:TABREED、商号:タブリード)は、暫定CEOを務めていたユシフ・アル・ハマディ氏を正式なCEOに任命した。グループ内からCEOが選出されるのは今回が初めてとなる。地域冷房システム会社である同社の株価は、終値時点で2.05%下落した。