企業決算発表が注目を集める中、UAE株はまちまちの展開で取引を終えた。
アラブ首長国連邦(UAE)の株式市場は、投資家が新たな企業決算を消化する一方で、米イラン交渉の不確実性を懸念する中で、週の取引を二分して終えた。 同国の主要2指数は金曜日にまちまちの展開となり、アブダビのFTSE ADX総合指数は0.256%下落、ドバイのDFM総合指数は0.448%上昇した。 決算発表が相次いだ週の終わりに、ダナ・ガス(ADX:DANA)は売上高の増加に牽引され、上半期の純利益が前年同期比47%増となり、株価は2.80%高で取引を終えた。一方、インシュランス・ハウス(ADX:IH)の株価は、同期間の純利益が急増したにもかかわらず、4.86%急落した。 エマール・プロパティーズ(DFM:EMAAR)とその子会社エマール・デベロップメント(DFM:EMAARDEV)は、それぞれ上半期の帰属利益が前年同期比で22%増、48%増となった。エマール・プロパティーズは0.86%安で取引を終え、ドバイ証券取引所で取引高が最も多かった銘柄となった。一方、エマール・デベロップメントは終値で1.62%安となった。 地政学的側面では、市場はイランとオマーンがホルムズ海峡を再開するための合意の初期の詳細を検討した。この合意には、米国とイスラエルの船舶に対する潜在的な航行禁止、5~7%の通過料、敵対国に対する貨物価格の最大20%の罰金、その他の損害賠償が含まれている。 INGは「ここ数日、明確な進展の兆しが見られるものの、米イラン間の発言のトーンと高まる不信感は、事態が再び悪化する可能性を示唆している」と述べた。 「現時点では、第3四半期にかけて原油供給量が正常化し始めるとの見方を維持しており、今四半期のブレント原油価格は平均80ドル/バレルになると予想しています。しかしながら、この見通しには多くのリスクと不確実性が伴います。」 来週の経済指標発表では、米国労働統計局が7月の消費者物価指数を発表します。これは、投資家にとってインフレ動向と米連邦準備制度理事会(FRB)の今後の金融政策の動向を把握する上で重要な情報となります。