米イラン間の攻撃が続く中、アブダビとドバイの証券取引所は下落
アラブ首長国連邦の株式市場は、中東情勢の緊迫化が投資家心理を圧迫し、新たな週の取引開始をマイナス圏で迎えた。 月曜日の取引終了時点で、FTSE ADX総合指数は0.326%、DFM総合指数は1.243%それぞれ下落した。 週末に米国とイランが相互攻撃を行ったことで、両国間の緊張はさらに高まった。米中央軍はイランの防空施設、レーダー、ミサイル基地数十カ所を攻撃し、イランは湾岸地域の米軍基地を攻撃して報復した。 また、イランがホルムズ海峡の封鎖を宣言し、船舶に海峡通過を警告したことで、供給途絶への懸念が再燃し、原油価格は上昇した。 「ペルシャ湾の緊張の高まりを受け、原油価格は今朝さらに上昇しており、ICEブレント原油は執筆時点で約4%上昇している。米国とイランは週末も攻撃を応酬した。明らかに、この状況が戦争初期に見られたレベルにまでエスカレートし、近隣諸国とそのエネルギーインフラも標的となるリスクがある」とINGは述べている。「緊張の高まりにより、海峡を通過する船舶の数は激減し、第3四半期にかけての原油供給逼迫への懸念が再燃している。」 一方、国内の企業動向を見ると、アナン・インベストメント・ホールディング(ADX:ANAN)は、アブダビ証券取引所に上場している株式の流動性プロバイダーとしてBHMキャピタル・フィナンシャル・サービス(DFM:BHMCAPITAL)を任命した。アナン・インベストメントは0.81%安で取引を終えた一方、BHMキャピタル・フィナンシャル・サービスは1.86%高で取引を終えた。 一方、エミレーツ・セントラル・クーリング・システムズ(DFM:EMPOWER、商号:エンパワー)は、ドバイのメルセデス・ベンツ・プレイス・ビンガッティ・シティ・プロジェクト向けに地域冷房サービスを提供する契約を獲得したことを受け、終値は0.62%高となった。