アルコアの第2四半期業績見通し修正は「やり過ぎ」だとモルガン・スタンレーが指摘
アルコア(AA)の株価は、同社が短期的な逆風を示唆したことを受けて下落したが、収益への影響は限定的であるため、その下落は「行き過ぎ」だったと、モルガン・スタンレーは木曜日に電子メールで送付したレポートで指摘した。 アルコアは水曜日の投資家向け説明会で、第2四半期のアルミナ事業の調整後EBITDA(金利・税金・減価償却費控除前利益)が約6,000万ドル減少すると予想していると発表した。 同社によると、この影響は主に、オーストラリアのピンジャラ製油所における生産コストの上昇、中東紛争に関連したエネルギー費用の増加、ボーキサイト引取契約による価格と販売量への影響の減少によるものだという。 アルコアの株価は水曜日の終値で約9.5%下落したが、直近のプレマーケット取引では2.5%上昇した。 モルガン・スタンレーは、今回のガイダンスが同社の通期業績予想に約2%の影響を与えるに過ぎず、アルコアは引き続き好調なアルミニウム価格環境の恩恵を受けると考えている。 「堅調なキャッシュフロー創出により、データセンター向けサイトの売却がなくても、アルコアの拡大した純負債は急速に減少するだろう。これにより、基本配当の増額や自社株買いを通じて株主還元を拡大する余地が生まれる」とモルガン・スタンレーは述べた。 同証券会社はアルコア株の投資判断を「オーバーウェイト」に据え置いたものの、目標株価を80ドルから79ドルに引き下げた。 モルガン・スタンレーは、アルコアの第2四半期EBITDAを9億4,700万ドルと予想しており、これは前回の予想から約3%下方修正となる。また、調整後EPS予想も2.46ドルから2.38ドルに引き下げた。ファクトセットが調査したアナリストは現在、第2四半期のEBITDAを9億8,500万ドル、EPSを2.26ドルと予想している。 2026年度については、EBITDAを37億8,000万ドル、売上高を152億5,000万ドルと予想しており、いずれも前回の予想から約2%下方修正となる。