カナダの労働市場は3月に「安定化の兆し」を見せたものの、いくつかの問題点もあるとデジャルダンは述べている。
カナダの労働市場は年初の相次ぐ雇用喪失の後、3月には「安定化の兆しが見られた」と、デジャルダン銀行のロイス・メンデス氏は、金曜日に発表された労働力調査(LFS)でカナダ経済が3月に1万4000人の雇用を回復し、失業率が6.7%で横ばいとなったことを受けて述べている。 しかし、メンデス氏は、新規雇用はすべてパートタイムであり、フルタイム雇用は2月に10万8000人という「壊滅的な」減少を記録した後、「安定」していると付け加えた。 メンデス氏はまた、3月の平均時給の前年比上昇率は加速したものの、これは構成効果によるものであり、カナダ統計局によると、構成を固定した場合の平均時給の上昇率はわずか3.6%にとどまり、賃金は「実際には上昇していない」ことを示唆していると指摘した。 同行の第1四半期の国内総生産(GDP)成長率予測は1.5%~2.0%で、カナダ銀行が1月に発表した予測とほぼ一致している。メンデス氏は、金曜日に発表された労働力調査(LFS)には、経済が回復に向かっていることを示す兆候は全体的に見られない、と付け加えた。デジャルダン銀行は原油価格予測を上方修正したものの、経済の低迷が続いていることから、中央銀行は今年いっぱいは様子見の姿勢を維持すると引き続き見ている。