Teranet-National Bank住宅価格指数は、カナダの住宅価格が引き続き下落していることを示している。
カナダ国立銀行は水曜日、テラネット・ナショナルバンク総合指数が5月に6ヶ月連続で下落し、カナダの住宅価格は前月比1.0%下落したと発表した。 同行によると、この下落幅は過去6ヶ月で4.0%、過去1年間で4.3%に達する。5月の価格下落は、中古住宅市場の取引量が過去の平均水準を下回っている状況下で続いていると指摘した。 しかし、同行は、中古住宅市場の販売件数は過去2ヶ月で回復しており、消費者信頼感と労働市場の改善を受けて、今後数ヶ月も回復が続く可能性があると述べた。 また、不動産市場の状況はいくつかの地域で逼迫しているものの、トロントとバンクーバーでは今のところ比較的緩やかな状態が続いているとカナダ国立銀行は指摘した。「したがって、これらの市場は今後数ヶ月で徐々に安定し、年末までには価格上昇が見られる可能性もある」と同行は述べた。 同行によると、これら2つの主要市場では、実質価格が2022年のピークから大幅に調整され、住宅購入のしやすさが著しく改善したという。「過去1年間で顕著になったこの住宅購入のしやすさの改善は、中古住宅市場における最近の取引回復の要因の一つである可能性がある」と同行は述べている。 しかし、人口減少、2月以降急激に上昇し依然として高い水準にある固定金利住宅ローン、USMCA(米国・メキシコ・カナダ協定)の更新をめぐる不確実性など、いくつかの要因がこの回復の度合いを制限し、価格上昇を抑制する可能性があると同行は指摘している。