米イラン和平協議と高インフレ報告を前に、米株式市場はまちまちの動き
金曜日の米国株式市場は、米イラン和平協議の開始を控える中、インフレ率の急上昇を受けて国債利回りが上昇したことから、まちまちの展開となった。 * イラン議会のモハマド・バゲル・ガリバフ議長は、米国がレバノンでの停戦と凍結されているイラン資産の解放という2つの条件を満たさない限り、協議は開始できないと述べた。一方、ドナルド・トランプ米大統領は木曜日、イランは原油の通過に関して「非常に不十分な対応」をしていると述べ、通行料の徴収に警告を発した。 * 米労働統計局が金曜日に発表したところによると、3月の消費者物価指数は前月比0.9%上昇し、2022年6月以来の最も高い伸び率となった。この最新の数値は、ブルームバーグの調査による市場予想と一致した。年間インフレ率は2月の2.4%上昇から3.3%上昇したが、ウォール街の予想である3.4%には届かなかった。 * 5月限のWTI原油は1バレルあたり1.62ドル下落し、96.25ドルで取引を終えた。一方、国際指標である6月限のブレント原油は1.28ドル下落し、94.64ドルで取引を終えた。 * スーパーマイクロコンピュータ(SMCI)の株価は、人工知能、ストレージ、エッジコンピューティング向けエンタープライズサーバースイート「ゴールドシリーズ」を発表した翌日の金曜日に約8.8%上昇した。 * フェアアイザック(FICO)の株価は、バークレイズが目標株価を2,400ドルから1,950ドルに引き下げたものの、投資判断は「オーバーウェイト」を維持したことを受け、S&P500指数構成銘柄の中で最も下落率の大きい銘柄の一つとなり、約14%下落した。