Eni社、インドネシア沖合の探査井でガスを発見、開発加速の可能性を検討
イタリアのエネルギー企業Eni(ENI.MI)は、インドネシア沖合の探査井Geliga-1で「巨大」ガス田を発見したことを受け、開発加速化の選択肢を検討していると、月曜日に発表した。 Eniが82%の権益を保有するクテイ盆地のガナル鉱区に位置するGeliga-1は、深度5,100メートルまで掘削された。初期推定によると、Eniは中新世層に5兆立方フィートのガスと3億バレルのコンデンセートの埋蔵量を確認した。 Eniは、貯留層の生産性を評価するため、ドリルステムテストを実施する予定だ。Geliga-1は既存および計画中のインフラに近接しているため、Eniは市場投入までの時間とコスト最適化の面で相乗効果が期待できると見込んでいる。 さらに、今回の発見は、まだ開発されていないものの、2兆立方フィートのガスと7,500万バレルのコンデンセートの埋蔵量が確認されているGulaガス田のすぐ隣に位置している。予備評価によると、ゲリガ鉱区とグラ鉱区の資源を合わせると、クテイ盆地において、日量10億標準立方フィートのガスと日量8万バレルのコンデンセートを生産できる第3の生産拠点となる可能性が示唆されている。 今後、ゲリガ鉱区の発見は、2026年にEniインドネシアのポートフォリオにおける10%の株式を第三者に売却する計画の価値を高めることになる。売却に加え、ガナル鉱区の生産分与契約は、Eniとマレーシアの石油大手ペトロナスが共同出資するシアラ社に譲渡される19鉱区ポートフォリオの一部となっている。 クテイ盆地において、Eniは過去6ヶ月間に4つの探査井の掘削を完了した後、2026年に1坑、2027年に2坑の掘削を行う予定である。 Eniの株価は、月曜日の正午時点でイタリア・ミラノ市場で3%以上上昇した。