RBCが今週のカナダ銀行政策会合のプレビュー記事を掲載
RBCは先週金曜日に発表したフォワードガイダンスの中で、今週の注目点は、消費者物価上昇を背景に水曜日に予定されているカナダ銀行の金利決定、そして木曜日に発表される2月の国内総生産(GDP)統計だと述べた。 RBCは、カナダ銀行が4会合連続で金利を据え置くと予想しているが、政策担当者はエネルギー価格の上昇がインフレに与える影響を注視するだろうと指摘した。消費者物価指数(CPI)の上昇率は、2023年12月以来初めて、4月に目標とする1~3%のインフレ率を上回る可能性が高いと付け加えた。 しかし、カナダ銀行の金利政策は世界の原油価格に影響を与えることはできず、金利が経済に与える影響にはタイムラグがあるため、中央銀行は現在のインフレ率だけでなく、将来のインフレ率の見通しに基づいて金融政策を策定する必要があるとRBCは指摘した。 RBCは、燃料価格の供給過剰による高騰が短期的な物価上昇の負担増につながっている現状を踏まえ、カナダ銀行(BoC)は、インフレ期待やエネルギー価格上昇以外の広範なインフレ圧力が抑制されている限り、こうした状況をさらに悪化させるような政策には慎重な姿勢を維持すると予測している。 RBCによると、先週発表されたBoCの企業景況感調査(BOC)ではインフレ期待が若干上昇したが、3月のコアインフレ指標の緩和傾向がさらに強まったことで、中央銀行は最新の予測値と照らし合わせて今後のデータに注目する柔軟性を維持できるだろう。 第1四半期のGDP成長率は、BoCが1月に発表した予測と「概ね一致」しており、年初の低調なスタートの後、最近のデータは緩やかな回復を示している。労働市場の状況も安定化の兆しを見せているが、失業率は依然としてインフレ圧力の高まりを示唆する水準には達していないとRBCは指摘している。 同行は、この組み合わせは短期的にはさらなる政策調整の必要性が限定的であることを示唆していると付け加え、経済の正常化が進むにつれて、金利は2026年まで据え置かれ、2027年から徐々に引き上げられるという同行の基本シナリオ予測を指摘した。