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米国原油最新情報:ホルムズ海峡を経由する輸送量が勢いを取り戻し続ける中、原油価格は戦争プレミアムを帳消しに
ホルムズ海峡の航行再開を受け、原油先物価格は戦前の安値水準まで急落した。戦争勃発以来、燃料供給不足に苦しんできた市場の不安が和らいだことが背景にある。 期近のWTI原油先物価格は1%近く下落し、1バレル69.84ドルとなった。ブレント原油先物価格は0.8%下落し、1バレル73.18ドルとなった。両先物とも2月下旬以来の安値をつけた。 SEBのアナリストは、「ホルムズ海峡を通過できるタンカーが増加し、イラン内戦勃発直前の水準に戻ったとの報道を受け、原油価格は下落を続けている」と指摘した。 Kplerの報告によると、現在、ホルムズ海峡を通過する貨物船は1日平均26隻となっている。これは大幅な回復を示すものの、航行量は戦前の1日平均88隻には遠く及ばない。 アリアンツ・コマーシャルは水曜日、米イラン合意を受けて航行再開の許可を待つ約1,150隻の船舶(推定船舶・貨物総額1,250億ドル、総トン数2,900万トン)が現在ペルシャ湾に足止めされていると発表した。 こうした状況の中、ドナルド・トランプ米大統領は、交渉は進展しているとしながらも、ペルシャ湾を利用する船舶にいかなる通行料も課すことは断固として容認しないと強く警告したと報じられている。 一方、米国、カタール、ナイジェリア、アルジェリアからなる共同連合は水曜日、欧州連合(EU)に対し、メタン排出規制の凍結を求める公開書簡を送付した。同書簡では、EUの石油輸入のほぼすべてと天然ガス輸入のかなりの部分が、2027年1月の期限までに規制基準を満たせなくなると指摘している。 供給面では、米エネルギー情報局(EIA)が水曜日に発表したところによると、6月19日までの1週間で米国の商業用原油在庫は610万バレル減少した。