BMOによると、カナダの工業製品価格はエネルギーを除いて「順調」に推移している。
モントリオール銀行(BMO)は、木曜日に発表されたカナダの工業製品価格指数(IPPI)を受けて、3月のIPPIが前年同月比8%上昇したと発表した。主な要因はイラン戦争によるエネルギーショックだという。 エネルギー・石油製品は前年同月比で30%近く急騰し、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミック以降で最高水準となった一方、その他の品目は「比較的安定した動き」を見せたとBMOは指摘した。 エネルギーを除いた生産者物価指数(PPP)の年間上昇率は「妥当な」5%に鈍化したとBMOは述べた。 3月の消費者物価指数(CPI)が予想を上回ったことと合わせると、イラン戦争による当初のインフレ影響はうまく抑制されたようだとBMOは述べている。その一因はタイミングにある。高価な原材料が生産者に届くまでには数ヶ月かかる場合があり、ホルムズ海峡の閉鎖・封鎖がどれだけ長く続くかによって大きく左右されるだろう。 BMOによると、カナダ銀行は、初期の影響を見極め、より広範な物価やインフレ期待がどのように反応するかを判断するために、辛抱強く様子を見るだろう。