RBCキャピタル・マーケッツは金曜日に電子メールで送付したレポートの中で、中東情勢の悪化を受け、航空会社が供給量を削減する方向に舵を切った場合、世界の航空旅行需要のさらなる減速はアフターマーケットの支出を危険にさらす可能性があると指摘した。 国際航空運送協会(IATA)は木曜日、4月の世界の旅客需要が前年同月比3.4%減少したと発表した。これはパンデミック後の回復以来、初めての年間減少となる。 IATAの報告書によると、中東地域を除くと、需要は前月比1.2%増加した。中東地域では需要が約47%も急減した。総供給量は2.9%減少した。 IATAは、5月の世界の定期便座席供給量が前年同月比1.1%減少すると予測している。これは4月の0.8%減から改善している。中東地域の供給量は5月に27%減少すると予測されている。 原油価格の高騰を受け、一部の航空会社が運航便数の削減を示唆しているものの、需要の見通しは全体的に「比較的堅調」であると、RBCのアナリスト、ケン・ハーバート氏は顧客向けレポートで述べている。 「航空運賃の上昇に伴い、投資家にとって重要な焦点は旅行需要の持続性にあると我々は考えている。需要のさらなる減速は、より大幅な運航便数削減が実現した場合、アフターマーケット支出にリスクをもたらすからだ」とハーバート氏は記している。 全体として、RBCは今年も商用アフターマーケット業界に対して「強気」の見方を維持している。レポートによると、RBCはアフターマーケット、特にエンジン整備・修理・オーバーホール(MRO)分野への投資対象として、FTAI Aviation(FTAI)、Heico(HEI)、Loar(LOAR)、VSE(VSEC)を「確信度の高い」銘柄として引き続き推奨している。 「エンジンMROは2026年も部品MROの成長率を上回ると予想しており、さらなる上昇余地があると見込んでいるが、注目は2027年に移りつつあることを認識している」とハーバート氏は述べている。報告書によると、航空会社は新規供給不足などの要因から、旧型エンジンの退役には慎重な姿勢を取ると予想される。 「エンジン(アフターマーケット)は引き続き逼迫しており、退役(使用可能な中古部品)も限られている。また、航空機市場全体と比較して、エンジン(アフターマーケット)の価値がかつてないほど集中している」とハーバート氏は述べた。「2025年までは大幅な在庫削減は見られなかったため、2026年に航空会社による(アフターマーケット)部品の在庫削減が見込まれるかどうかに注目している」と付け加えた。
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