米国の生産者物価指数(PPI)は5月に前月比1.1%上昇し、4月と同水準となった。ブルームバーグが東部時間午前7時30分時点でまとめた調査では、0.7%の上昇が予想されていた。 エネルギー価格は10.7%上昇し、前月の7.5%上昇を上回った。ガソリン価格は前月の15.2%上昇に続き、23.4%急騰した。食料品価格は4月の0.2%上昇に続き、0.6%上昇した。 食料品とエネルギー価格を除いたコアPPIは0.4%上昇し、予想の0.5%上昇を下回り、前月の0.7%上昇から減速した。 PPIは5月に前年同月比6.5%上昇し、4月の5.7%上昇から上昇幅が拡大した。これは2022年11月以来の高水準となる。一方、コアPPIは前年同月比4.9%上昇にとどまった。食料、エネルギー、貿易サービスを除く生産者物価指数(PPI)の前年同月比上昇率は、前月の4.4%から5.1%に上昇した。 労働統計局が発表する月次生産者物価指数(PPI)は、エネルギー、食料、自動車、サービスなどの生産者が受け取る価格の指数水準を示す。変動の大きい食料とエネルギーを除いたコア指数は、基調インフレ率の指標となる。 価格の急上昇は需要の高まりを示す兆候だが、生産者レベルでの価格上昇が消費者レベルに転嫁されない場合、小売レベルでの利益は減少するだろう。したがって、株式市場の反応は、生産者レベルと消費者レベルの両方の動きに左右される。一般的に、インフレ率の上昇は債券市場にとってマイナス要因となる。
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