アジア株式市場は木曜日、原油価格の高騰、金利上昇、ホルムズ海峡再開の見通しの不透明感などを背景に、軒並み下落した。 香港と東京は下落して取引を終えた一方、上海は小幅上昇した。他の地域市場も同様に、下落基調でまちまちの動きとなった。 日本では、日経平均株価は1日休場後、安値で取引を開始し、その後回復することなく、1.1%安で引けた。これは、10年物国債利回りが約30年ぶりの高水準となる2.52%に達したことが背景にある。 日経平均株価は632.54円安の59,284.92円で取引を終えた。値下がり銘柄数は156銘柄、値上がり銘柄数は65銘柄だった。 上昇を牽引したのはルネサスエレクトロニクスで10.3%高となった一方、IT大手の富士通は決算発表後、13.9%安となった。 経済ニュースでは、経済産業省(METI)の発表によると、日本の3月の鉱工業生産は前年同月比2.3%増となったものの、季節調整済みでは2月比0.5%減となった。これは、ソフトケミカルと石油生産の落ち込みが主な要因。 また、METIは、3月の国内小売売上高は前年同月比1.7%増、2月比1.3%増となったと付け加えた。 香港市場では、ハンセン指数は横ばいで取引を開始したが、その後下落し、トレーダーが原油価格の上昇を注視する中、1.3%安で引けた。 ハンセン指数は335.31ポイント安の25,776.53で取引を終えた。値下がり銘柄数は70銘柄に対し、値上がり銘柄数は8銘柄だった。ハンセン・テック指数は0.8%安、中国本土不動産指数は0.1%安となった。 上昇を牽引したのはSMIC(半導体製造国際)で7.8%高、一方、電気自動車メーカーのBYDは5.4%安となった。 中国本土では、上海総合指数が0.1%上昇し、4,112.16で取引を終えた。 経済ニュースでは、S&Pグローバルによると、中国の製造業購買担当者景気指数(PMI)は4月に52.2となり、3月の50.8から上昇し、景気拡大と縮小の分岐点となる50をさらに上回った。 一方、国家統計局(NBS)によると、中国の公式PMIは4月に50.3となり、3月の12カ月ぶりの高値50.4からわずかに低下した。 その他の地域市場では、韓国のKOSPI指数は1.4%下落、台湾のTWSE指数は1%下落、オーストラリアのASX 200指数は0.2%下落、シンガポールのストレーツ・タイムズ指数は1.1%上昇、タイのSET指数は0.1%上昇した。ムンバイ市場の終盤取引で、センセックス指数は0.8%下落した。 MSCIオールカントリー・アジア太平洋指数は同日、約1%下落した。
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ニュージーランドの3月の融資総額が増加
ニュージーランド準備銀行が木曜日に発表したデータによると、3月のニュージーランドの融資総額は、住宅ローンと農業ローンの増加に牽引され、わずかに増加した。一方、個人向け融資と企業向け融資は減少した。 ニュージーランドの登録銀行およびノンバンク金融機関による住宅ローン総額は、2月の3,936億1,000万ニュージーランドドルから3月には3,956億4,000万ニュージーランドドルに増加した。個人向け融資総額は、前月の146億6,000万ニュージーランドドルから3月には145億4,000万ニュージーランドドルに減少した。 企業向け融資総額は、前月の1,427億6,000万ニュージーランドドルから3月には1,426億6,000万ニュージーランドドルに減少した。一方、農業向け融資は、前月の633億9,000万ニュージーランドドルから3月には636億3,000万ニュージーランドドルに増加した。
SMMT:英国の3月の自動車生産台数は8.2%減少
英国自動車製造販売協会(SMMT)は木曜日、3月の英国における自動車生産台数が前年同月比8.2%減の7万2511台だったと発表した。 乗用車生産台数は0.8%減の6万9755台、商用車生産台数は68.3%減の2756台だった。 3月までの12か月間の自動車生産台数は、前年同期比13%減の20万8088台となった。
中国の製造業は4月に成長率が鈍化
中国国家統計局が木曜日に発表したニュースリリースによると、4月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は前月比0.1ポイント低下し、50.3%となった。 大企業PMIは1.4ポイント低下し、50.2%となった。中堅企業PMIは1.5ポイント上昇し、50.5%、中小企業PMIは0.8ポイント上昇し、それぞれ50.1%となった。 生産指数と新規受注指数はそれぞれ51.5%と50.6%で、いずれも基準値を上回った。一方、原材料、雇用、仕入先納期指数はそれぞれ49.3%、48.8%、49.5%で、いずれも基準値を下回った。 非製造業景況指数は49.4%で、3月から0.7ポイント低下した。 総合PMI生産指数は50.1%で、0.4ポイント低下した。