三菱商事(東証:8058)は、フィリピンのコングロマリットであるアヤラグループ(PSE:AC)への出資比率を3倍以上に引き上げるため、445億フィリピンペソを投資する。アヤラグループのフィンテック関連会社がフィリピン史上最大規模の新規株式公開(IPO)を控える中、両社は関係をさらに強化することを、両社は月曜日にそれぞれ発表した。
三菱商事は1株あたり650ペソで追加株式を取得し、アヤラグループへの出資比率を4.7%から15%に引き上げ、議決権も20%に増加させる。
三菱商事によると、この買収は2026年度中に完了する見込みである。
三菱商事とアヤラグループの提携は、フィリピンのデジタルウォレット大手GCashを運営するMyntへの共同投資に続く。両社は2024年に提携協定を締結し、金融サービス、通信、小売といった消費者向け事業に加え、不動産やエネルギー事業における協業を強化している。
三菱商事は、アヤラグループの子会社でMyntの株式13%を保有するAM50 Venturesへの50%出資を通じて、Myntに利害関係を有している。
今回の株式売却は、Myntがフィリピン史上最大規模の新規株式公開(IPO)を控えている中で行われた。同IPOでは、Globe Telecom(PSE:GLO)が設立したフィンテック企業であるMyntは、1株あたり最大10ペソで80億3000万株を売却し、最大920億ペソを調達する見込みだ。
火曜日の午後の取引開始直後、アヤラグループの株価は6%下落した。