フィッチ・レーティングスは最近の発表で、中国のエンジニアリング・建設(E&C)企業における事業転換の加速が、同セクターの信用格差拡大の主要因となっていると指摘した。 フィッチは、再生可能エネルギー、電力、産業プロジェクトに事業を多角化した企業は、従来型プロジェクトの需要低迷下でも利益率を維持できると見込んでいる。 一方、住宅建設や従来型インフラに依存する企業は、契約の伸び悩み、EBITDAの急激な減少、レバレッジの上昇に見舞われる可能性があると、同格付け機関は述べている。 フィッチによると、中国建築工程総公司(SHA:601668)などの大手企業は、住宅建設事業へのエクスポージャーを2021年の35%から昨年は約15%にまで大幅に削減した一方、中国電力建設総公司(SHA:601669)や中国能源工程(HKG:3996、SHA:601868)といった電力事業に特化した企業は、高い利益率とEBITDAを維持している。 フィッチによると、昨年は運転資本管理の改善にもかかわらず、多くの発行体で高額な設備投資によりフリーキャッシュフロー(FCF)がマイナスにとどまった。 同格付け機関は、レバレッジは依然としてエンジニアリング・建設(E&C)企業の単独信用力にとって重荷となっており、マイナスのFCFがEBITDAのグロス・レバレッジとネット・レバレッジを圧迫していると指摘した。
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